すいか
スイカ(西瓜、学名: Citrullus lanatus)は、果実を食用にするために栽培されるウリ科のつる性一年草。また、その果実のこと。
原産は、熱帯アフリカのサバンナ地帯や砂漠地帯。日本に伝わった時期は定かでないが、室町時代以降とされる。
西瓜の漢字は中国語の西瓜(北京語:シーグァ xīguā)に由来する。日本語のスイカは「西瓜」の唐音である。中国の西方(中央アジア)から伝来した瓜とされるためこの名称が付いた。
wikipediaより
すいかの各栄養素
項目 | 食品上位 | 果物上位 | すいか |
カロリー | 308 | 56 | 37 |
炭水化物 | 37.1 | 14 | 9.5 |
脂質 | 24.8 | 0.2 | 0.1 |
たんぱく質 | 23 | 0.9 | 0.6 |
コレステロール | 230 | 0 | 0 |
カルシウム | 150 | 15 | 4 |
鉄分 | 3.3 | 0.3 | 0.2 |
ビタミンA | 330 | 7 | 6 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.4 | 0.03 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.3 | 0.02 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.7 | 0.07 |
ビタミンB12 | 11.4 | 0 | 0 |
ビタミンC | 47 | 25 | 10 |
ビタミンD | 11 | 0 | 0 |
ビタミンE | 3.6 | 0.5 | 0.1 |
ビタミンK | 160 | 0 | 0 |
カリウム | 490 | 180 | 120 |
食物繊維 | 5.3 | 1.5 | 0.3 |
すいかに”かなり多く”含まれている栄養素
すいかに”多く”含まれている栄養素
すいかに”ある程度”含まれている栄養素
すいかに”多少”含まれている栄養素
ビタミンA、ビタミンC、カリウム
すいかの効能・効果と評価レビュー
夏といえば何をイメージしますか?
食べ物で言えば、そうめん、カキ氷、そして忘れてはならないのがすいかではないでしょうか?
ただ、子供の頃みたいにすいかをたくさん食べる機会も減ってきていることが多いのが普通でしょうか。
夏場に食欲がないときや水分が不足するしているときはすいかを食べるのがいいとも言われています。
それはすいかは90%以上が水分でできているので水分補給という点からも夏場にはいい食べ物でもあります。
上記表のすいかの栄養素をみてみましょう。ビタミンAになります。
干したものや乾物を除いた順位をみると
1位 メロン300
2位 みかん92
3位 すいか69
とすいかは3位になります。
ビタミンAは動物性のレチノールと植物性のβ-カロテンに分かれ、レチノールは過剰摂取になる恐れがあります。しかし、植物性のβ-カロテンは体内のビタミンの状況によって、不足していれば変換するという形になっているので過剰摂取といった点がないのがこの植物性の利点です。
すいかは植物性なのでβ-カロテンであるのですいかを食べ過ぎたからといって過剰摂取になるといったことはないので安心して食べることができます。
すいかにはビタミンCが含まれていることから抗酸化作用のおかげで美肌効果がありますし、カリウムによって血圧調整、神経調整、脳卒中予防といった効果もあります。
しかし、すいかの実力はこれだけではありません
食べるのは難しいですが、スイカの種や皮にこそ栄養素がつまっています。
特にこの皮の部分には「シトルリン」と言われる栄養素があり、ここにたっぷりとつまっているのです。
すいかに含まれている「シトルリン」って何?
一言で言えば元気になる素といえば分かりやすいでしょうか?そういった効果を得ることができます。
・肝機能改善効果
・男性の場合は精力増強
・女性の場合は強い抗酸化作用によるアンチエイジング
といった効果を期待することができます。
しかし、すいかの効能・効果はこれだけではありません。
シトルリンには一酸化窒素に関係があり、血管を拡張する効果があります。
これによって、コレステロール抑制、血栓発生抑制といった効果も期待できるので高血圧の人にはうれしい効果があります。
また、心筋梗塞、脳梗塞の予防効果があると報告されています。
さらに、神経伝達機能、免疫機能の効果もあります。
当サイトでは血管についてかなり厚く書いていますが、このシトルリンは血管への効果がかなり高く注目されています。
先ほども書きましたが、血管への影響を与えるため、高血圧の人には降圧作用があったり、動脈硬化を予防する効果もあります。
より効果を実感するためにはビタミンCやビタミンEなどを摂取すると効率がいいでしょう。