かぶ(葉)
カブ(蕪)はアブラナ科アブラナ属の越年草。代表的な野菜(根菜類)の一つで、別名はカブラ、カブナ、カブラナ、スズナ(鈴菜、菘)、ホウサイ(豊菜)、ダイトウナ(大頭菜)[1]、など数多い。
wikipediaより
かぶ(葉)の各栄養素
項目 | 食品上位 | 野菜上位 | |
カロリー | 308 | 50 | 22 |
炭水化物 | 37.1 | 10 | 4.4 |
脂質 | 24.8 | 1 | 0.1 |
たんぱく質 | 23 | 5 | 2.3 |
コレステロール | 230 | 0 | 0 |
カルシウム | 150 | 100 | 190 |
鉄分 | 3.3 | 1.5 | 1.5 |
ビタミンA | 330 | 200 | 270 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.1 | 0.02 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.1 | 0.05 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.15 | 0.14 |
ビタミンB12 | 11.4 | 0 | |
ビタミンC | 47 | 40 | 47 |
ビタミンD | 11 | 0 | |
ビタミンE | 3.6 | 2 | 33 |
ビタミンK | 160 | 160 | 370 |
カリウム | 490 | 400 | 180 |
食物繊維 | 5.3 | 5 | 3.7 |
かぶ(葉)に”かなり多く”含まれている栄養素
カルシウム、ビタミンK
かぶ(葉)に”多く”含まれている栄養素
ビタミンC
かぶ(葉)に”ある程度”含まれている栄養素
鉄分、ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンE
かぶ(葉)に”多少”含まれている栄養素
食物繊維
かぶ(葉)の効能・効果と評価レビュー
かぶ(葉)は春の七草の1つであり、別名「すずな」と呼ばれているのはご存知の方も多いでしょう。かぶの栄養は白い部分ではなく葉の部分に多くつまっているのは大根の場合と同じです。
春の七草に選ばれている1つだけあって、上記表を見ていただくと分りますが、かぶの葉には様々な栄養素がかなり多く含まれていることが分ります。
中でも最も注目すべきはカルシウムとビタミンKでしょう。
カルシウムの効能・効果はみなさんもご存知でしょうが、骨粗しょう症防止にもかなり効果的な食べ物であるといえるでしょう。また、ビタミンKもカルシウム同様に骨粗しょう症防止の効果を期待することができます。
特に新しい骨を形成するだけでなく、すでにある骨の質の改善をしてくれるのもビタミンKならではの栄養素です。
かぶ(葉)はカルシウムとビタミンKの両面から骨粗しょう症を防止することが期待できる食べ物といえます。
ビタミンKの働きで期待したいものとしては、骨粗しょう症だけでなく、むしろ血管の弾力性を維持してくれることを期待することができます。当サイトでは何度となくこの血管については何度も取り上げていますが、血管は人間の体にとってまた健康的に生きていくためには必要だからです。
人間の機能で大事なものといえば、心臓と脳でしょうが、この心臓と大きく関係しているのが血管です。血管の機能は年とともに低下していき弾力性がなくなっていきます。
弾力性がなくなるとは、血管が硬くなったり、壁ができたりすることで血液を体全体に送るときに、健康的な体の場合はスムーズに血液を送ることができますが、この弾力性がなくなっていくと血管が曲がりくねったり、壁があったりすることで血液をスムーズに送ることができず、そのためポンプの役目をする心臓に負担がかかっていくことになります。
心筋梗塞、動脈硬化、高血圧といった病気になる可能性が高くなると言われています。
年齢に勝つことはできませんが、こうした機能の低下を少しでも抑えることが期待できるのがビタミンKといえることができるでしょう。
また、このかぶ(葉)にはビタミンCも豊富に含まれているのです。この結果は意外かもしれませんが、野菜の中でも上位に位置し、また食べ物全体でみてもかぶ(葉)のビタミンC含有量は上位に位置しているほど多く含まれています。
栄養が豊富に含まれた株(葉)を食卓に並べてみませんか?