目次
タウリンの驚くべき効果
「タウリンって体にいいって聞いたんですけどどうなんですか?」
「タウリンにダイエット効果はありますか?」
下記を順を追って説明をしますので参考にしてください。
1.タウリンって何?
2.タウリンとダイエット
3.タウリンって体にいいの?
4.タウリンのすすめ
5.タウリンサプリメント
1.タウリンあれこれ
タウリンと言えば有名な飲料に「○ポビタンD」がありますよね。
「タウリン1,000mg配合!」というフレーズは強烈で耳に残っていますが、皆さんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
タウリンとは?
タウリンはアミノ酸の一種でアミノエチルスルホン酸といいます。
タウリンってアミノ酸の一種なのね。
アミノ酸+アミノ酸=たんぱく質
アミノ酸同士が合成するとたんぱく質になります。
しかし、タウリンはアミノ酸の一種ではありますが、他のアミノ酸と合成しないんですね。
タウリンの説明でよくされるのは「浮遊した状態」なんていうのを見ますが、タウリンはだれとも群れないで一人で行動しているわけです。
タウリンはビタミンなどのように有名ではないけど、人間が生きていくうえでは絶対に必要な栄養素・成分です。
タウリンは人間のあらゆる場所に存在していて、最も多いのは心臓です。
タウリンにはどんな働き・効能があるのか?そしてその効果・効能はどのなのか?
それでは次はタウリンが体にいいのか、またダイエットとどういった関係があるのか見てみましょう!
2.タウリンとダイエットの関係
今度は皆さんが最も気になるであろうタウリンとダイエットについて見てみましょう。
ダイエットで大事なのは「食事」「運動」の2つです。
・食事の面→コレステロール抑制
・運動の面→脂肪を分解促進効果
コレステロール抑制効果(食事の面)・・効果①
タウリンを投与・摂取すると悪玉コレステロール値が低下し、その代わりに善玉コレステロール値をあげることができ、その結果コレステロールを抑制することができます。
また、これはBMI値を改善する効果もあります。
→コレステロールを抑制するとダイエットにもつながります。
コレステロールを抑制して何か意味があるの?
悪玉コレステロールが増えると血液はドロドロの状態になっているでしょう。
そうすると動脈硬化、心筋梗塞、さらには脳梗塞になる可能性もあります。
注意点!コレステロールは重要な栄養素です。
コレステロールは増えすぎてもダメですが、減りすぎてしまうのもよくありません。
減りすぎてしまっても動脈硬化が起こってしまいます。
また、コレステロールは5大栄養素のちの脂質に該当し、細胞膜やホルモンを作る元になります。
そのためコレステロールを全く取りたくないからと脂質がないものを食べるのも実はよくありません。
しかし、通常の食生活においては脂質が多く含まれているのが多いので、コレステロールが不足するようなことを心配する必要はありません。
やはり、とりすぎてしまうことは普通にあるので、コレステロール値が高い人は控えるようにしましょう。
脂肪分解促進効果(運動の面)・・効果②
タウリンは脂肪を燃焼する効果があり、実際人間の実験においてその効果が分かりました。
そのためタウリンをダイエットに利用する事も考えられます。
もちろんタウリンを摂取するだけでは痩せる効果があるわけではなく、有酸素運動などの運動において脂肪燃焼効果を高めることが期待できます
また、運動をすると通常は心拍数が上昇しますが、タウリンの効果によってその上昇を抑えることができることも確認されています。
タウリンの食事と運動
タウリンはこのように食事、運動の両面においてダイエットでも効果が期待できるので理想的な栄養素であるともいえます。
また、疲れをとる効果があるのはご存知の方も多いでしょう。
疲れが取れることで活動量を増やすことができ、その結果エネルギーをより多く消費することができるのでカロリー消費にも貢献しダイエット効果も期待ができます。
3.タウリンって体にいいの?効能は?
タウリンは体に様々な効能・効果があります。
うっ血性心不全回復・予防効果・・効果③
うっ血性心不全とは?
ドクンドクンと心臓は動いていますが、それは心臓が「身体全体に血液を送る」ためのポンプの役目をしているわけですが、血液が正常に送れない状態になっていることを言います。
・うっ血は血管が詰まっていて血液が送れないなど、血液が止まってしまっている状態になっています。
・心不全は心臓がポンプの役目を十分に果たしきれていないことをいいます。
100の力で身体全体に血液を送り出しているポンプが、70くらいの力でしか送ることができないなど、身体に必要な血液が送れないことになります。
両者ともに身体に血液が送れなくなるので、身体に重大な悪影響を及ぼすことになります。
血液には酸素を運ぶ役目があるので身体のあちこちで酸素が不足してしまうことになります。
タウリンはうっ血性心不全にならないような予防効果があったり、うっ血性心不全患者にタウリンを投与したところ約1ヶ月程度で状態がよくなった場合があります。
高ビリルビン血症における肝機能改善・・効果④
「黄疸(おうたん)が出ている」なんていう言葉がありますが、
黄疸とは目や皮膚が黄色くなることをいいます。
ビリルビンはヘモグロビンなどの色素で、この色素が異常な濃度や高くなるとこの高ビリルビン血症の状態になります。
ただ、高ビリルビン血症は正常な血清状態ではなく、目などに黄疸が出るわけではありません。
※ここに記載してあるものは、病気の治療を保証するものではないことをご了承ください。
注意
うっ血性心不全、高ビリルビン血症になってもタウリンがあれば大丈夫なはずもなく、そうならないように常日頃から健康に気をつける必要があります。
もしそういう症状になった場合はタウリンに頼るのではなく、きちんと病院の医師の指示に従ってください。
早く行かないと治るものも治らなくなりますよ。
高血圧予防効果、脳卒中予防効果・・効果⑤
動物実験においてタウリンを投与すると脳卒中による死亡率が減少。
また、血圧自体の上昇を抑える効果もあることが分かっています。
高血圧が脳卒中を招く原因になってしまうので、高血圧予防は脳卒中の予防にもなります。
心臓機能の向上効果・・効果⑥
うっ血性心不全予防・回復効果があるので少し重複してしまいますが、
タウリンは心臓の筋肉の細胞(心筋細胞)を守り強くする効果があります。
具体例
決戦などの影響で血液の流れが悪くなってしまった場合、心臓に負担がかかることになりますが、このような場合でもタウリンは心臓を守る働きをしてくれます。
また、このような影響から不整脈の予防・調整をしてくれる効果もあると言われています。
糖尿病予防効果・・効果⑦
食べ物を食べてそれが分解されるとブドウ糖になるわけですが、そのブドウ糖は血液を通して身体全体にいきわたることになります。
このとき、血液に糖が多い状態を「血糖値が高い」といいます。
血糖値という言葉はよく耳にすると思いますが、このような事をさします。
血糖値が高くなると?
すい臓からインスリンが分泌されて液の濃度を調整してくれ、血糖値を正常化してくれます。
糖尿病患者は血液等に含まれるタウリンの量が少なくなっています。
インスリン分泌においてもタウリンが影響していると言われています。
胃の保護・・効果⑧
タウリンを投与すると胃潰瘍の元になっている「ピロリ菌」を毒性のない菌に変化させることができ、その結果胃において著しく変化させることができたという報告があります。
視力回復・・効果⑨
角膜を修復するので、目を保護することができますがそれだけではありません。
ピントを調整する、網膜を正常な状態にすることで視力回復が期待できます。
神経障害予防・・効果⑩
神経物質に影響があると神経物質の合成の働きが弱くなることで、神経障害が生じることがあります。
神経は様々な栄養を受けるので一概に原因を特定しにくいですが、ストレスが感情の起伏が影響し異常をきたすことがあると言われています。
タウリンの効果・効能はたくさんあることが上記のことから分かりますが、そんなタウリン・・現代人はタウリンが不足しているとも言われています。
その原因は何なのでしょうか?
4.タウリンのすすめ
タウリンは体内で作り出すことができますが、それだけでは不足してしまいます。
そこで、タウリンが豊富な魚などから摂取するのがいいのですが、現代人は魚離れが深刻化していて、その影響でタウリンが不足している人がいらっしゃいます。
そのためタウリンのサプリメントなどを利用して効率よく摂取する方法もあります。
天然タウリンと合成タウリン
もちろん天然がいですよね?
しかし、天然タウリンは少なく、それを抽出するとなると相当のお金がかかってしまいます。そこで合成タウリンの使用が国から認められています。
メモ
水質資源の激減
↓タウリン不足
天然物由来抽出タウリン
↓価格・供給面で困難
合成タウリン
厚生労働省の記載を見る限り、価格・供給の面でこれは仕方がないと国自体も認めており、そのため合成タウリン・添加物タウリンの安全性の評価確認が行われました。
タウリンの副作用と安全性
食品安全委員会で飼料添加物タウリンの評価に際して検討された各種試験成績等および国際機関における評価において、安全性に懸念を生じさせる特段の毒性影響は認められなかった。
また、タウリンについては、わが国における動物性医薬品やヒト用医薬品、食品添加物等、様々な分野での使用実績においても、これまでに安全性に関する特段の問題は認められていないとともに、タウリンを含む長年の食習慣における弊害も認められない。
厚生労働省 タウリンより一部抜粋 www.mhlw.go.jp/shingi/2009/02/dl/s0203-9o.pdf
5.タウリンサプリメント
タウリンは魚介類に多く含まれているので、サプリメントを買う必要性はそれほどないかもしれません。
特にほたてには多く含まれているのでほたてを買うことをおすすめします。
しかし、中にはタウリンを効率よくサプリメントが知りたいという方もいらっしゃいます。
そこで、タウリンを効率よく摂取できるサプリメントを紹介します。
濃縮牡蠣エキスサプリメント「海乳EX」
公式サイトはこちら⇒
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