いちご
一見して種子に見える一粒一粒の痩果(そうか)が付いた花托(花床ともいう)部分が食用として供される。甘みがあるため果物として位置づけられることが多いが、草本性の植物であるので野菜として扱われることもある
wikipediaより
いちごの各栄養素
項目 | 食品上位 | 果物上位 | いちご |
カロリー | 308 | 56 | 34 |
炭水化物 | 37.1 | 14 | 8.5 |
脂質 | 24.8 | 0.2 | 0.1 |
たんぱく質 | 23 | 0.9 | 0.9 |
コレステロール | 230 | 0 | 0 |
カルシウム | 150 | 15 | 17 |
鉄分 | 3.3 | 0.3 | 0.3 |
ビタミンA | 330 | 7 | 1 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.4 | 0.03 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.3 | 0.02 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.7 | 0.04 |
ビタミンB12 | 11.4 | 0 | 0 |
ビタミンC | 47 | 25 | 62 |
ビタミンD | 11 | 0 | 0 |
ビタミンE | 3.6 | 0.5 | 0.4 |
ビタミンK | 160 | 0 | 0 |
カリウム | 490 | 180 | 170 |
食物繊維 | 5.3 | 1.5 | 1.4 |
いちごに”かなり多く”含まれている栄養素
ビタミンC
いちごに”多く”含まれている栄養素
いちごに”ある程度”含まれている栄養素
カリウム
いちごに”多少”含まれている栄養素
いちごの効能・効果と評価レビュー
いちごといえばビタミンCというイメージはないかもしれませんが、実はいちごにはたくさんのビタミンCが含まれています。
ビタミンCの含有量が多いのは1位ゆず、2位レモンですが、実際これらを多く食べることはそうできるものでもないでしょう。
そう考えると1位ゆず、2位レモンを除いたビタミンCの果物ランキングは・・
1位 柿 70
2位 キウイ 69
3位 いちご 62
となっています。
いちごは甘くておいしいので好きな人も多いでしょう。そんないちごにこれだけのビタミンCが含まれているのはうれしい限りですね。
他の果物と比べると多少割高ではありますが、ご褒美にイチゴを買って、それと同時にビタミンCも吸収するといいのではないでしょうか。
それではビタミンCについて少し触れておきましょう。
ビタミンCの効能・効果といえば・・
壊血病予防もありますが、現代人においてビタミンCが不足することはあまり考えられません。
あまりに偏った食生活をしているとそういったビタミンCが不足して壊血病になる可能性もありますので、イチゴ等の果物等を適度に取るようにするといいでしょう。
次の効能・効果としては抗酸化防止作用といわれるもので紫外線などから身を守ってくれます。
紫外線だけでなく大気汚染・排気ガス等といったものから身を守ってくれたり、体内において細胞が破壊されないように身を守るといった働きをしてくれます。
さらに鉄分の吸収を促進する効果があります。
野菜や果物等はヘム鉄と違って非ヘム鉄に分類されます。非ヘム鉄の鉄分吸収率はヘム鉄の吸収率よりも半分以上も吸収率が悪くなります。しかし、ビタミンCを摂取していると鉄分の吸収率が上昇することになります。
鉄分の摂取はレバー等のヘム鉄から吸収するだけでなく、野菜・果物から摂取するのが理想的です。
1つの栄養素だけではなく幅広くバランスよく栄養素を摂取するのが効率的です。
また、逆に偏った摂取は体に悪影響を及ぼす可能性もないわけではありません。
いちごにはビタミンCだけではなくカリウムもある程度含まれている果物でもあります。
カリウムは水溶性ビタミンなので水に溶けやすくゆでたりすると効果は半減してしまいますが、いちごの場合はそのまま食べる場合がほとんどなのでこの辺は問題ないでしょう。
カリウムの効能・効果はかなり重要なものがあり、
1.血圧調整
2.神経や脳の伝達調整
3.脳卒中予防
といったものがあります。
3時のおやつをスナック菓子ではなく果物などを定期的に摂取するとよりバランスのよい栄養を取ることができるでしょう。