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ほうれん草
ホウレンソウ(菠薐草、学名:Spinacia oleracea)は、ヒユ科アカザ亜科ホウレンソウ属の野菜。雌雄異株。ほうれん草とも表記される。高温下では生殖生長に傾きやすくなるため、冷涼な地域もしくは冷涼な季節に栽培されることが多い。冷え込むと軟らかくなり、味がよりよくなる。
wikipediaより
ほうれん草の各絵要素
項目 | 食品上位 | 野菜上位 | 生 | ゆで |
カロリー | 308 | 50 | 25 | |
炭水化物 | 37.1 | 10 | 4 | |
脂質 | 24.8 | 1 | 0.5 | |
たんぱく質 | 23 | 5 | 2.6 | |
コレステロール | 230 | 0 | ||
カルシウム | 150 | 100 | 69 | |
鉄分 | 3.3 | 1.5 | 0.9 | |
ビタミンA | 330 | 200 | 350 | 450 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.1 | 0.05 | |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.1 | 0.11 | |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.15 | 0.08 | |
ビタミンB12 | 11.4 | 0 | ||
ビタミンC | 47 | 40 | 19 | |
ビタミンD | 11 | 0 | ||
ビタミンE | 3.6 | 2 | 2.1 | 2.6 |
ビタミンK | 160 | 160 | 270 | 320 |
カリウム | 490 | 400 | 490 | |
食物繊維 | 5.3 | 5 | 3.6 |
栄養素
ほうれん草に「かなり多く」含まれている栄養素
ビタミンA、ビタミンK
ほうれん草に「ある程度」含まれている栄養素
カルシウム、ビタミンC、ビタミンE
ほうれん草の効能・効果と評価レビュー
ほうれん草は緑黄色野菜を代表する栄養価の高い野菜です。
ビタミンB群やビタミンCは水溶性なのに対して、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンKは脂溶性ビタミンなので、熱に強い特徴があります。
また、ほうれん草はゆでることで栄養素が増えるのもおもしろい特徴をもっているのが上記表を見ると分かるかと思います。
ビタミンA、E、Kが生よりもゆでたほうが栄養が増えていますよね。
ほうれん草はゆでる料理が多いのでこれは料理にはもってこいともいえます。
栄養の効能・効果をおさらいしておこう
ビタミンAは細胞の保護・粘膜の強化などがあります。
ビタミンKは骨粗しょう症防止、動脈硬化防止
貧血にはレバーやほうれん草などがいいといわれていますが、上記表を見るとほうれん草には思ったほど鉄分が含まれていないのが分かります。
ほうれん草には鉄分は0.9、一方小松菜には1.8含まれていますので、貧血を意識した料理をする場合か食べる場合は小松菜の料理をメニューにいれるといいかもしれません。
ただ、だからといってほうれん草が貧血に対してまったく効果がないというわけではありません。ほうれん草にはビタミンEを含んでいて、これは赤血球が破壊されるのを防ぐ役目をしてくれるので鉄分とう要素だけでなく、こちらの要素においても貧血防止に役立っているのが分かります。
貧血の注意点
貧血になったからレバーやほうれん草を食べようというのは考えがちですが、そもそも貧血になっている理由は人それぞれ違います。
食べて鉄分を増やしたところで、貧血になっている原因を治しておかないと意味はありません。
頭がふらふらしたり、目の前が少し白くなったり、息苦しかったり、動悸がするなどの症状がある人はそういった食べ物でどうにかするのではなく、きちんと病院にいってその原因をきちんと治しましょう。
出産を経験するとそいった症状になったりしますし、また大腸がんなどがんの前触れなどにも体に異常がでるものです。特に貧血の場合はそういったこともありえます。
こう言われると怖いですが、だからこそ病院にいって早く治しましょう。検査して食事療法で大丈夫とお墨付きをもらえば安心して生活できますし。