豚肉
豚肉(ぶたにく、とんにく)とは、豚の肉。ポーク(英語: pork)とも呼ばれる。食肉にされる。日本においては、地域によらず平均的に食べられている。
wikipediaより
豚肉の各栄養素
項目 | 食品上位 | 肉・魚上位 | 豚バラ | 豚肩ロース | 豚ひれ |
カロリー | 308 | 334 | 386 | 253 | 115 |
炭水化物 | 37.1 | 6.4 | 0.1 | 0.1 | 0.2 |
脂質 | 24.8 | 24.6 | 34.6 | 19.2 | 1.9 |
たんぱく質 | 23 | 25.8 | 14.2 | 17.1 | 22.8 |
コレステロール | 230 | 410 | 70 | 69 | 64 |
カルシウム | 150 | 210 | 3 | 4 | 4 |
鉄分 | 3.3 | 4.3 | 0.6 | 0.6 | 1.1 |
ビタミンA | 330 | 330 | 10 | 6 | 2 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.4 | 0.54 | 0.63 | 0.98 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.52 | 0.13 | 0.23 | 0.27 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.49 | 0.21 | 0.28 | 0.42 |
ビタミンB12 | 11.4 | 16.7 | 0.4 | 0.5 | 0.3 |
ビタミンC | 47 | 6 | 2 | 2 | 1 |
ビタミンD | 11 | 14 | 0 | 0 | 0 |
ビタミンE | 3.6 | 3.8 | 0.6 | 0.4 | 0.2 |
ビタミンK | 160 | 17 | 4 | 2 | 0 |
カリウム | 490 | 430 | 250 | 300 | 410 |
食物繊維 | 5.3 | 0 | 0 | 0 | 0 |
豚肉に”かなり多く”含まれている栄養素
ビタミンB1
豚肉に”多く”含まれている栄養素
豚肉に”ある程度”含まれている栄養素
カリウム
豚肉に”多少”含まれている栄養素
ビタミンB2、ビタミンB6
豚肉の効能・効果と評価レビュー
豚の部位を全部あげて表にすると逆にわかりづらくなりそうなので、主な部位(日常でよく使うであろう部位)のみに絞って表を作成しました。
一番利用する部位は豚ばら肉が多いのではないでしょうか?
値段も一番安いので財布にもやさしいお肉といえます。
その次に店頭でよく見る部位は豚肩ロースでしょうか?
そして最後は多少いい部位を使ってその違いを比較するためにひれ肉も扱っていきます。
これまで野菜、果物ではあまり注目してみる必要のなかったのですが、肉や魚の場合はカロリーや脂質についても注意してみておく必要があります。
まず、お手軽な豚ばら肉ですが、安い反面カロリーが相当高いことが分かります。
全食べ物の中で18位と上位にランキングしており、肉・魚部門では10位となっています。このことから、野菜・果物を食べるのとは違ってカロリーの取りすぎにならないようなメニューの作り方や工夫が必要となってきます。
その点、豚肩ロースは豚ばら肉386よりもカロリーが抑えられていて253と3分の2ほどになっています。さらに、豚ひれ肉の場合は115と豚ばら肉に比べてカロリーが70%もカットされています。
注目すべきは脂質でしょう。
豚ばら肉は34.6で肉・魚部門で10位にランクインするほど脂質が多いのですが、豚ひれ肉はかなり少なくなっているのが特徴的です。いったいどのくらいになっていると思いますか?
豚ひれ肉の脂質は1.9しかありません。(豚バラの5%程度しかありません)
財布には若干厳しい豚ひれ肉ですが、お肉を多く食べたい人や健康を気にする人(特にカロリーを抑えたい人)は豚ひれ肉がおすすめといえるでしょう。
ただ、だからと言ってカロリーを抑えるために肉を一切取らないのは逆にだめです。
カロリーや脂質は重大な栄養素の1つなので「適量」をとることを忘れないでください。
間違ってもカロリーオフばかりのものを食べていたら健康的かといわれたら違いますから。
脂質について少し見て見ましょう。
脂質の働きは大きく2つあり、
1.細胞膜を作る働き
2.ビタミンを吸収を促進する働き
さて、美豚肉に多い栄養素はなんといってもビタミンB1です。
肉・魚部門のベスト10を見ていると、豚肉系のものが多くを占めており、その中でもっともビタミンB1を含んでいるのは豚ひれ肉(0.98)です。
ビタミンB1の効能・効果に何があるのかといいますと、
1.神経の働きを正しく保つ
2.神経障害などの末梢神経障害の人(手足がしびれたり)のような予防にいいと言われています。
また、カリウムをある程度含んでいることから、こちらもビタミンB1動揺に神経の調整効果があったり、さらには筋肉の調整をする効果もあります。
さらに、血圧調整をすることで高血圧の人には降圧作用があったり、脳卒中予防効果を期待することができます。
以上から、豚肉には様々な効能・効果があることが分かったのではないでしょうか?
カロリーを抑えたいからまったく食べないのでなく、このように素晴らしい効能・効果があるので「適量」「カロリー過剰摂取」に注意をしてしっかり栄養素を摂取するようにしましょう。