ダイエット 運動と食事
ダイエットと運動
ダイエット・やせることを考えるといっぱい体を動かして汗をかくほうがやせるような印象がありますよね?
ダイエットをする場合にいろいろな運動がありますが、
中でも効果的な方法として有名なのが「有酸素運動」ではないでしょうか?
走るのを例にすると
短距離走みたいに思いっきり走るのではなく、
適度な速度で走るのがダイエットには効果的といわれていますよね。
短距離走のように激しく動くと酸素を取り込まないで動いていることになりますが、
適度な速度で走ると、酸素を体に取り込むことで基礎代謝がよくなり、
また、脂肪を燃焼させることで少しずつやせていき・・と。
ただ、毎日毎日続ける必要がありますし、
効果はなかなか目に見えて現れないのでモチベーションも下がってしまいます。
努力が少しでも早く現れるようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
そんな都合のいい方法はないのでしょうか?
せっかく努力をしているのなら、少しでもダイエットに効果的な方法があればいいですよね。
さて、今回はダイエットに効果的な『食事』についてみていきます。
ダイエットと食事
①ご飯を食べる順番
他のページで触れたことがありますが、
ご飯を食べる順番によってもダイエットに効果があるのをご存知でしょうか?
結果として食べる量が同じなのにそんな違いがあるわけがない。
という声が聞こえてきそうですが・・
実際おっしゃるとおりです。
しかし、食べる順番によって満腹感を早く感じることで食べる量がいつもより少なくなることでダイエットに効果があるのです。
最初に炭水化物をとってしまうと、食欲が増してきて、
通常よりも満腹感を得ようとしてさらに食べてしまうのです。
しかし、一番最初に野菜をとると、血糖値が(ゆっくり)上昇して、
早い段階で満腹感を得やすくなることで食べすぎを防ぐことができます。
②よく噛む
これはよく言われることですが、「よく噛む」ことが大事です。
100回かむ、50回かむなどいわれますが、
普段の生活の中で100回噛むのは難しいかもしれません。
意識すればそれなりにできますが、長く続けていくことを考えるとかなり難しいのではないかと思います。
ここは意見が分かれるところですが、
長く続けることを考えると人によって前後はありますが、50回程度かむといいかなと思います。簡単ではありますが、意識をしないと50回も噛むことはできません。
ところでなぜよく噛むのがいいのでしょうか?
それはよく噛むことで唾液が分泌→糖が分解→血糖値があがる→満腹感を得やすくなる
といった流れになっているからです。
③ゆっくり食べる
これも噛むことと少し似ているかもしれませんが、「ゆっくり食べる」ことを意識するといいでしょう。ゆっくり落ち着いて食べることで「噛む回数」もある程度できるでしょう。
また、時間をかけて食べることで消化も進み、それと同時に満腹感も時間とともに得やすくなるからです。
こういった経験はありませんか?
おいしいからと調子にのってたくさん食べ・・気づいたら動けなくなるほど満腹に・・。
消化よりも食欲が勝ってしまうとこういうこともあるかもしれません。
よくいう「食べ過ぎた」です。
おさらい
①野菜から食べて血糖値を(ゆっくり)あげる
②よく噛む(50回くらい)
③ゆっくり食べる(消化を考えて)
※②の補足として、料理をする際材料等を小さくしすぎないこともポイントとなります。
こうすることで、飲み込むといったこともなくなりますし、それと同時に材料が小さくないのでよく噛む習慣が生まれるからです。
さらに、効果を増す方法をあげてみましょう。
④食事の前に運動をする
食事の前に運動をするとダイエットはより効果的になります。
運動をした後はご飯もおいしいのでたくさん食べて逆に太りそうなイメージがあるかもしれませんが、「思ったほど食べられなかった」といった経験をしたことはありませんか?
これは運動をすることで、先ほどの野菜を食べたのと同じで血糖値があがることで満腹感を得やすくなり、早い段階で満腹になるからです。
注意点としては、この逆をしてはいけません。
つまり、食べた後に運動をするのはよくありません。
食べたからその分動いてやせるぞ・・と。
食べた後は消化も始まるので、運動をしてしまうと消化不良になってしまうからです。
運動→食事 ○ 血糖値が上がって満腹感を得やすい
食事→運動 × 消化不良になりやすい
最後に
いろいろ書いてきましたが、
①最初に野菜を食べる
②よく噛む
この2つは簡単にはじめることができるダイエットでもありますので、実践するといいかもしれません。
すぐに効果が出るものではありませんが、長く続けることでたったこの2つのダイエットなのに思わぬ効果がでるかもしれません。