レプチン
満腹感をつかさどっているのは満腹中枢である「レプチン」と言われているものであることをご存知の方もいらっしゃるでしょう。
レプチン (leptin) は脂肪細胞によって作り出され、強力な飽食シグナルを伝達し、交感神経活動亢進によるエネルギー消費増大をもたらし、肥満の抑制や体重増加の制御の役割を果たす16kDaのペプチドホルモンであり、食欲と代謝の調節を行う。
wikipediaより
当サイトでは、満腹中枢をうまく使うことで早い段階で満腹感を得る方法紹介しました。言い換えればレプチンを増やすことで食欲を抑えることができる方法であるとも言えます。
・運動の後に食事をする
・最初に口にするのは炭水化物ではなく野菜にする
・よくかむ
こういった事をすることで思ったよりも早く満腹になりやすいといえます。あなたはこの3つとも当てはまりますか?それともどれにも当てはまりませんか?
たくさん食べてしまう人またはメタボ気味の人はこの3つ全てに当てはまらないかもしれません。だとすると、こういったことを改善することで食べすぎを抑えることができるかもしれません。
肥満になればなるほど、このレプチンの働きが悪くなるといわれています。
すると、ますます食欲を抑えることができないのでさらに太ってしまうことにつながってしまいます。
効果の違い
・食べても太らない人
・運動をするとすぐにダイエット効果が表れる人
それとは反対に
・食事制限をしてもそれほどダイエット効果が表れない人
・毎朝運動をしているのになかなか体重が減らない人
こういった違いはもしかするとレプチンが影響しているかもしれません。
さて、このレプチンですが、あるものが関係しているのでは?という情報があります。
・遺伝
・血液型
遺伝
一般的に、両親がともに標準体重である場合の子供の肥満発生率は約10%、どちらか片親が肥満の場合は約50%、両親とも肥満の場合は約80%と言われています。 ・・一部省略・・肥満体型がそのまま遺伝するというわけではありません。つまり、太りやすいという遺伝子を持った人が、太りやすい環境にあってはじめて、肥満体型が作られるのです。
引用:山口大学保健管理センター
このように記載されているので、レプチンが遺伝によるものだとしてもそういった環境になければ普通にやせることが可能だということが分かります。
血液型
人類の消化システムは遺伝子によって規定されており、血族によって異なっていると言われています。
・A型の人は肥満化しにくい
・O型およびOの因子を持つ人は肥満化しやすい引用:山口大学保健管理センター
よく血液型で性格などが取り上げられたりしますが、医学的には血液型と性格は関係ないと結論付けられていますが、こういったものをみると血液型は飾りではなく、消化システムにも違いがあったり、これ以外にも違いがあることを考えると、そういったことが積み重なることによって、血液型による違い(特徴)はあるのではないかと思います。
レプチンが遺伝や血液型などの影響がもしかするとあるかもしれませんが、必ずしもそれが原因で肥満化してしまうのではなく、環境次第で大きく変えることができるものでもあるということでしょう。