にら
ニラ(韮、韭、Allium tuberosum)はネギ属に属する多年草。緑黄色野菜である。
全草に独特の匂いがある。このため、禅宗などの精進料理では五葷の一つとして忌避される。wikipediaより
にらの各栄養素
項目 | 食品上位 | 野菜上位 | |
カロリー | 308 | 50 | 31 |
炭水化物 | 37.1 | 10 | 5.7 |
脂質 | 24.8 | 1 | 0.5 |
たんぱく質 | 23 | 5 | 2.6 |
コレステロール | 230 | 0 | |
カルシウム | 150 | 100 | 51 |
鉄分 | 3.3 | 1.5 | 0.7 |
ビタミンA | 330 | 200 | |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.1 | 0.04 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.1 | 0.12 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.15 | 0.13 |
ビタミンB12 | 11.4 | 0 | |
ビタミンC | 47 | 40 | 11 |
ビタミンD | 11 | 0 | |
ビタミンE | 3.6 | 2 | |
ビタミンK | 160 | 160 | |
カリウム | 490 | 400 | 400 |
食物繊維 | 5.3 | 5 | 4.3 |
にらに”かなり多く”含まれている栄養素
にらに”多く”含まれている栄養素
にらに”ある程度”含まれている栄養素
カリウム
にらに”多少”含まれている栄養素
ビタミンB2、ビタミンB6、食物繊維
にらの効能・効果と評価レビュー
上記表を見る限りではそれほど大きな効能がある野菜ではないかもしれません。中でも最も多くの栄養素を含んでいるのがカリウムとなり、これは野菜のランキングでは上位に位置するほどの含有量があることになりますし、食べ物全体で見ると上位のやや下に位置しますが、それでもにらにはカリウムを多く含んだ野菜といえます。
カリウムといえば体液の浸透圧を調整することで血圧を低下させるといった効果を期待することができます。
また、それ以外にも神経や筋肉の伝道関係の調整をしたり、脳卒中予防にもいい食べ物ともいわれています。(厚生労働省において脳卒中のリスクを減らすことが確認できたといわれたものの、心血管疾患や動脈疾患のリスクを減らすことはできなかったことを述べています。
にらといえば餃子、レバニラ炒め、鍋に入れたりといった料理が多いのではないでしょうか?しかし、カリウムは水溶性ビタミンなので水に溶けやすいのでカリウムの効能・効果は半減してしまいます。
ビタミンB2を多少含んでいますが、よりビタミンB2を含んでいる上、にらにもビタミンB2が多少含まれているからです。
ビタミンB2は目の充血・眼精予防や口内炎・口角炎といった予防効果があります。エネルギーをよく消費する人(よく動く人等)はビタミンB2も摂取するといいでしょう。
また、ビタミンB6も同様に含んでおり、神経性の異常防止や貧血防止の効果を期待することができるでしょう。
硫化アリルを含んでいることや、食物繊維を含んでいることから大腸関係にもいいともいえます。特に硫化アリルは整腸作用効果を期待することができます。
また、食物繊維には血糖値上昇抑制、コレステロール抑制、肥満防止などといった効能・効果があります。