鉄分
当サイトはダイエットサイトですので、鉄分について焦点を当てて話すべきではないかもしれません。
しかし、バランスのよい食事など食事面においてこの『鉄分』はかなり重要な位置にあるにも関わらず、バランスガイドを見る限りではあまり重要な位置にないため軽視されがちです。
そのためこのページで鉄分を知ることでより健康的な生活・ダイエットをしていきましょう。
鉄分の最も重要な役割は”酸素の供給”にあります。
鉄分と貧血について
鉄分と切っても切れないのが「貧血」でしょう。
貧血を調べてみると大抵wikipediaに近いような事が書かれてあります。
貧血(ひんけつ)とは血液が薄くなった状態である。医学的には、血液(末梢血)中の ヘモグロビン(Hb)濃度、赤血球数、赤血球容積率(Ht)が減少し基準値未満になった状態として定義されるが、一般にはヘモグロビン濃度が基準値を下回った場合に貧血とされる 。
wikipediaより
医学的に書かれてあると専門家でないと分りづらいので、ここでは少し違う角度から見てみることで貧血、鉄分を理解することができるでしょう。
貧血
貧血というと何を思い浮かべますか?
学生ですと、朝礼などで倒れたり、めまいがしたりなどといったことでしょうか?
貧血にいい食べ物は何?と聞くとほとんどの人は「レバー」と答えるでしょう。レバーは貧血にいいことは多くの人が知っていますが、それではなぜレバーを食べると貧血にいいのでしょうか?
貧血の原因は、脳に酸素の供給が不足している、行き届いていないからです。
貧血 ← 脳に酸素が不足 ← 供給不足 ← 鉄分不足
貧血から逆に原因をたどってくと上記のようになります。
「鉄分が不足」していることが貧血につながっていると。
レバーには鉄分が豊富に含まれているので、レバーを摂取することで鉄分不足を補うことができます。今まで鉄分が不足して脳に酸素を送ることができなかったのですが、鉄分を補えたことで脳に酸素を供給することができます。
このように鉄分を補うことで酸素の供給ができるようになると、脳にも十分に酸素を送ることができ、酸素不足ということがなくなるので貧血という事態もなくなるようになります。
鉄分は貧血以外にも重要
貧血じゃないから別に鉄分を補う必要はないと思う人がいるかもしれませんが、鉄分を摂取することは何も脳に酸素を供給するためだけではありません。
鉄分を摂取していると、動悸、息切れ、疲労感などといった症状も起こりにくくなりますし、首・肩こり解消といったことも期待できます。
動機なども酸素の供給が不足していることで起こるものであります。また血流が悪くなると肩こりになるというのをなんとなくでも聞いたことがあるのではないでしょうか?
血管があって血が流れていますが、その中に赤血球が動いているのをイメージするといいでしょう。そしてその赤血球の中に「ヘモグロビン」が酸素を運んでいるのをイメージしましょう。
鉄分が不足するとこういった運搬係であるヘモグロビンがいないので、そうすると酸素を運ぶ係がいないので酸素不足で動悸になったり、肩こりといった症状が出ることになります。
鉄分を摂取したからといって動悸等の症状が起こらないというわけでもなく、また治るものではありません。
重要そういった症状やそういったことを少しでも感じる場合は直ぐに病院に行ってください。ネットを使って調べるなんていうのはやめましょう。これは命に関わる大事なことです。
当サイトの鉄分の扱い
当サイトはあくまでバランスのよい食事の中ににある”鉄分”に焦点を当てており、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物といった5つの中では気づかない・気づきにくい存在になっています。
大事な”鉄分”を取り上げることで、鉄分を意識してバランスのよい食事の中に取り入れましょうということで扱っています。
そのため、病気を治すといったものとは全く異なっています。
鉄分を効果的に吸収する方法
これは別ページでも記載しているので重複してしまいますが、このページをはじめて見る方がほとんどかもしれないので記載しておきます。
鉄分の分類
鉄分は2つに分類することができます。
①ヘム鉄・・・レバー、肉、魚
②非ヘム鉄・・野菜、海藻
このように2つに分かれていて、ヘム鉄は鉄分の吸収率がいいのに対して、非ヘム鉄は鉄分の吸収率が低くなっています。しかし、ビタミンcを摂取することで非ヘム鉄の鉄分の吸収率を挙げることができます。
また、これとは逆にこれをとると鉄分の吸収率を下げるものがあります。それはタンニンです。タンニンを含んだもの摂取すると鉄分の吸収率を下げることになるので注意しましょう。
タンニンを多く含んだもの
→抹茶、煎茶、ジャスミンティー、コーヒー、紅茶、ビール、ワイン
タンニンが少ないもの
→ほうじ茶、麦茶、そば茶
※タンニンの分類の仕方はあくまで一般的なものです。製造方法などによっては同じ緑茶であってもタンニンが多いものと少ないものになったりします。