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ニシン(鰊)
ニシン(鰊・鯡、学名:Clupea pallasii)は、ニシン目ニシン科の海水魚。別名、春告魚(はるつげうお)。欧米で ヘリング Herring, Häring といえばニシンも含むが、普通はタイセイヨウニシン( C. harengus )のことをいう。
wikipediaより
ニシン(鰊)の各栄養素
項目 | 食品上位 | 肉・魚上位 | にしん | 身欠きにしん |
カロリー | 308 | 334 | 216 | 246 |
炭水化物 | 37.1 | 6.4 | 0.1 | 0.2 |
脂質 | 24.8 | 24.6 | 15.1 | 16.7 |
たんぱく質 | 23 | 25.8 | 17.4 | 20.9 |
コレステロール | 230 | 410 | 68 | 230 |
カルシウム | 150 | 210 | 27 | 66 |
鉄分 | 3.3 | 4.3 | 1 | 1.5 |
ビタミンA | 330 | 330 | 18 | 0 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.4 | 0.01 | 0.01 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.52 | 0.23 | 0.03 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.49 | 0.42 | 0.21 |
ビタミンB12 | 11.4 | 16.7 | 17.4 | 12.6 |
ビタミンC | 47 | 6 | 0 | 0 |
ビタミンD | 11 | 14 | 22 | 50 |
ビタミンE | 3.6 | 3.8 | 3.1 | 2.7 |
ビタミンK | 160 | 17 | 0 | 0 |
カリウム | 490 | 430 | 350 | 430 |
食物繊維 | 5.3 | 0 | 0 | 0 |
ニシン(鰊)に”かなり多く”含まれている栄養素
ビタミンD、ビタミンB12
ニシン(鰊)に”多く”含まれている栄養素
ビタミンB6、ビタミンE、カリウム
ニシン(鰊)に”ある程度”含まれている栄養素
ビタミンB2
ニシン(鰊)に”多少”含まれている栄養素
鉄分、カルシウム
ニシン(鰊)の効能・効果と評価レビュー
管理人はニシン(鰊)をほとんど食べたことがないのですが、みなさんはニシン(鰊)を食べたりしますか?
ニシン(鰊)といえばビタミンDというくらいニシン(鰊)にはビタミンDが多く含まれています。ビタミンDの含有量を食べ物全体で見ると・・
1位 アンコウの肝 110
2位 シラス干し 61
3位 いわしの丸干し 50
4位 身欠きにしん 50
11位 にしん 22
となっています。
乾物なので量自体の判定は難しいところがありますが、ランクインするためには11以上必要なことを考えると、乾物でない普通のニシン(鰊)は22となっているのでビタミンDを多く含んでいるのがわかります。
ビタミンD不足
魚を食べない食生活をしているとビタミンDが不足する可能性があると言われています。
というのも、肉類にはビタミンDが1くらいしか入っておらず、野菜、果物、豆類にいたってはほとんど含まれていません。
そのためビタミンDを摂取する場合は魚・魚介類から摂取する必要があります。
特に魚嫌いな人はできる限り魚を食べるようし偏りのないバランスの取れた食生活をするようにしましょう。
ビタミンDには様々な効果がある!
ビタミンDの効能・効果といってまっさきに出るのが骨粗しょう症予防でしょう。
さて、それではそれ以外にどんな効果があるのかみてみましょう。
・がん予防
・うつ病予防
・抹消動脈疾患予防
・高血圧予防
といった効果を期待することができます。
さらにニシン(鰊)には効能・効果があります。
ビタミンDは食べ物を摂取しなくても作ることができる!
ビタミンDは食べ物ではなく太陽の光を浴びることで体内で生成することが可能です。
日照については紫外線の問題があるので15~30分程度がいいといわれているので、太陽の光を毎日15分程度浴びるといいでしょう。
太陽の光とうつ病予防はイメージ的にも関係がありそうに見えますよね。
ビタミンDの過剰摂取
通常の生活においてビタミンDを過剰摂取するといったことは考えられません。
しかし、効能・効果を実感したいとばかりにサプリなどを大量に摂取すると過剰摂取の原因ともなりかねませんの注意をしておきましょう。
まだまだあるニシン(鰊)の栄養素
ニシン(鰊)の効能・効果はこれだけではなくまだまだたくあんあります。
上記表の下にある多く含んでいるものを見ると、いかにニシン(鰊)に多くの栄養素が含まれているのかが分かります。
ビタミンB6、カリウムの効果によって神経性の異常予防効果を得ることができます。
ビタミンB6、鉄分の栄養素を多く含んでいることから両方の栄養素において貧血予防効果を得ることができるので通常よりも効果を期待したいところです。
ビタミンDやカルシウムの含有量はニシン(鰊)より身欠きにしんの方に多く含まれており約倍以上を含んでいますが、身欠きにしんはその分コレステロールはかなり多くなっているので食べすぎには注意をしましょう。