枝豆
枝豆という植物が大豆と別に存在する訳ではなく、大豆とは収穫時期が異なるだけで、植物としては同一である。
ただし、普通に大豆として成熟させて収穫するのに適した品種、枝豆として未成熟時に収穫するのに適した品種は別個に存在し、枝豆向きの品種を成熟させてのち収穫する例は無い(種子を得る場合を除く)。wikipediaより
枝豆の各栄養素
項目 | 食品上位 | 野菜上位 | 枝豆 |
カロリー | 308 | 50 | 134 |
炭水化物 | 37.1 | 10 | 8.9 |
脂質 | 24.8 | 1 | 6.1 |
たんぱく質 | 23 | 5 | 11.5 |
コレステロール | 230 | 0 | 0 |
カルシウム | 150 | 100 | 76 |
鉄分 | 3.3 | 1.5 | 2.5 |
ビタミンA | 330 | 200 | 24 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.1 | 0.24 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.1 | 0.13 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.15 | 0.08 |
ビタミンB12 | 11.4 | 0 | |
ビタミンC | 47 | 40 | 15 |
ビタミンD | 11 | 0 | |
ビタミンE | 3.6 | 2 | 0.6 |
ビタミンK | 160 | 160 | 33 |
カリウム | 490 | 400 | 490 |
食物繊維 | 5.3 | 5 | 4.6 |
枝豆に”多く”含まれている栄養素
鉄分、ビタミンB1、カリウム、食物繊維
枝豆に”ある程度”含まれている栄養素
カルシウム、ビタミンB2
枝豆のカロリー
食べ物のカロリーで多いとされるのは100g中300mg以上です。
枝豆のカロリーはどうかというと、134mgなのでカロリーは相当低いことが分かります。
ただ、野菜の中で比較すると、野菜自体カロリーが低いので50mg以上あると多い部類にはいります。
ダイエットをする人はカロリーではなく糖質に着目
しかし、ダイエットで考える場合はカロリーというよりは糖質で考えるほうがいいでしょう。
カロリーを消費する場合、糖質を分解した後に脂肪を分解します。
糖質が多い食べ物を食べていると糖質を分解する段階で消費エネルギーがなくなり、脂肪を分解するところまで達しなかったり、脂肪をすべて分解することができずに体内に残ってしまいます。
そのためダイエットをする人はカロリーだけを見るのではなく糖質にも着目するといいでしょう。
炭水化物=糖質+食物繊維より、枝豆は8.9=糖質+4.6なので
枝豆の糖質は4.3になります。
糖質ダイエットをする場合、結構やりすぎなのが1日の糖質を50mgにしようというのがありますが、それに比べて枝豆100g中4.3mgの糖質はかなり低いことが分かります。
そのため、ダイエットをする場合、枝豆のカロリーにだけ着目するのではなく糖質の低さに着目するのがいいでしょう。
枝豆は栄養素が豊富なのでダイエットでもおすすめの野菜といえます。
また下記の栄養素をみると枝豆がいかに栄養素が多いのかが分かりますのでそちらも参考にしてみてください。
枝豆の効能・効果と評価レビュー
たばこは百害あって一利なしといわれてますが、お酒は適量だと健康にいいと言われています。
そんなお酒のお供といったら枝豆でしょうか?
管理人は家でお酒を飲むことはあまりありませんが、だからといってお酒が嫌いなわけではありません。みんなと一緒に楽しく飲むお酒は大好きです。(お酒が大好きというよりその雰囲気が好きです)
お酒も適量だと健康にいいのなら、そのお供も健康にいい食べ物だとさらにいいですよね。
そして、お酒のお供と言ったら枝豆ですが、この枝豆には様々な栄養素が含まれています。上記表の栄養素を見ると多くの栄養素があることが分かります。
枝豆は健康にいい食べ物なの?
枝豆は、野菜類でパセリを除けばよく食べる食べ物として最も鉄分の多い食べ物でもあります。鉄分といえばほうれん草をイメージしますが、枝豆の方が鉄分が多いのは意外な結果ですね。
また、野菜類の中でビタミンB1が最も多い食べ物でもあります。
1位は唐辛子で枝豆の10倍の含有量がありますが、これは100グラム中の比較になります。唐辛子をそれだけの量を食べる機会もそうないのではないでしょうか?
唐辛子を除くとビタミンB1の含有量は野菜類ではNo.1の食べ物となります。
鉄分部門、ビタミンB1部門で1位の枝豆となり、枝豆は見逃せない野菜ということになりますね。
鉄分とビタミンB1の効能・効果
貧血防止には最適であり、神経障害、心臓機能低下、心不全といったものを予防する効果を期待することもでき、またエネルギーに変換する補助的な役割の機能も向上することができます。
さらに、カリウム、食物繊維を多く含んでいるので脳卒中予防、大腸・成長関係の向上、血糖値上昇抑制といった効果も期待することができます。
これを聞くと枝豆にはそんなにいろいろな効果があるのかと今まで以上に枝豆を食べてしまうかたらいらっしゃるかもしれませんが、やはり食べ過ぎは体によくないので、お酒のお供である枝豆とお酒も適度な量にするようにしましょう。