ピーマン
ピーマンはナス科の一年草、およびその果実。学名はCapsicum annuum L. 'grossum' であり、トウガラシの栽培品種に分類される。果肉は種子以外ほとんど空洞である。
wikipediaより
ピーマンの各栄養素
項目 | 食品上位 | 野菜上位 | 普通(緑) | 赤 |
カロリー | 308 | 50 | 22 | 30 |
炭水化物 | 37.1 | 10 | 5.1 | 7.2 |
脂質 | 24.8 | 1 | 0.2 | 0.2 |
たんぱく質 | 23 | 5 | 0.9 | 1 |
コレステロール | 230 | 0 | 0 | 0 |
カルシウム | 150 | 100 | 11 | 7 |
鉄分 | 3.3 | 1.5 | 0.4 | 0.4 |
ビタミンA | 330 | 200 | 33 | 88 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.1 | 0.03 | 0.06 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.1 | 0.03 | 0.14 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.15 | 0.19 | 0.37 |
ビタミンB12 | 11.4 | 0 | 0 | |
ビタミンC | 47 | 40 | 76 | 170 |
ビタミンD | 11 | 0 | 0 | |
ビタミンE | 3.6 | 2 | 0.8 | 4.3 |
ビタミンK | 160 | 160 | 20 | 7 |
カリウム | 490 | 400 | 190 | 210 |
食物繊維 | 5.3 | 5 | 2.3 | 1.6 |
ピーマンに”かなり多く”含まれている栄養素
赤ピーマン、通常のピーマンともにビタミンC
ピーマンに”多く”含まれている栄養素
ビタミンE
ピーマンに”ある程度”含まれている栄養素
ビタミンB2、ビタミンB6
ピーマンに”多少”含まれている栄養素
ビタミンA、カリウム
ピーマンの効能・効果と評価レビュー
ピーマンの多く含まれいてる栄養としてもっとも注目すべきはビタミンCでしょう。
ビタミンCといえば柑橘系などレモン等に多く含まれいるイメージがありますが、最も多く含まれているのは果物ではなく野菜であるこのピーマン(赤)です。
ビタミンCの効能・効果といえば
①抗酸化防止作用
②鉄分吸収促進
の2つが主なものです。
ビタミンCは水溶性鐚印なので熱や水に弱い特徴があり、他のビタミンと違って過剰摂取というよりかは不足しがちな栄養素となっているのが特徴です。
通常の緑ピーマンと赤ピーマン
同じピーマンであっても通常の緑ピーマンと赤ピーマンとでは栄養素にかなりの違いがあるのは上記表を見ると一目瞭然です。
これは・・緑色のピーマンは未成熟であるのに対して、赤色や黄色のピーマンは成熟したピーマンだからです。
ビタミンA、ビタミンB6、ビタミンCについては赤ピーマンの方が2倍程度多く、
ビタミンB2、ビタミンEについては赤ピーマンの方が5倍程度多くなっています。
赤ピーマンより緑ピーマンの方が値段も手ごろで買う機会が多いでしょうが、赤ピーマンを食べる機会や使う機会がある場合は積極的にメニューに加えるのもいいでしょう。
赤ピーマンについてはビタミンC以外にビタミンEが多く含まれており、ビタミンCに似た効能・効果をもっていて、抗酸化作用と赤血球の溶血防止の効果もあるので、ビタミンCの抗酸化作用と鉄分吸収促進に似ているのがわかります。
また、肌質改善・美容効果、貧血防止にいい食べ物であるといえるので、ピーマン(特に赤)は女性にはうれしい食べ物といえるでしょう。
ビタミンEの効能・効果はそれ以外にもあり、不足すると生体膜の機能障害が生じる可能性があり、不妊症の原因にもなると言われています。
ただ、通常の食生活においてビタミンEが不足することはないので気にする必要はないかもしれませんが、偏った食生活をしている人はこういった食材を使うときはバランスよくメニューにいれる工夫をするといいでしょう。