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アナゴ(穴子)
アナゴ(穴子[1]、海鰻、海鰻鱺[2])は、ウナギ目アナゴ科に属する魚類の総称[3]。ウナギによく似た細長い体型の海水魚で、食用や観賞用で利用される種類を多く含む。30以上の属と150以上の種類が知られる。
好みの環境や水深は種類によって異なり、砂泥底、岩礁域、浅い海、深海と、様々な環境に多種多様な種類が生息する。
wikipediaより
アナゴ(穴子)の各栄養素
項目 | 食品上位 | 肉・魚上位 | あなご | うなぎ |
カロリー | 308 | 334 | 194 | 293 |
炭水化物 | 37.1 | 6.4 | 0 | 3.1 |
脂質 | 24.8 | 24.6 | 12.7 | 21 |
たんぱく質 | 23 | 25.8 | 17.6 | 23 |
コレステロール | 230 | 410 | 180 | 230 |
カルシウム | 150 | 210 | 64 | 150 |
鉄分 | 3.3 | 4.3 | 0.9 | 0.8 |
ビタミンA | 330 | 330 | 890 | 1500 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.4 | 0.04 | 0.75 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.52 | 0.11 | 0.74 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.49 | 0.1 | 0.09 |
ビタミンB12 | 11.4 | 16.7 | 2.5 | 2.2 |
ビタミンC | 47 | 6 | 1 | 0 |
ビタミンD | 11 | 14 | 2 | 19 |
ビタミンE | 3.6 | 3.8 | 2.9 | 4.9 |
ビタミンK | 160 | 17 | 0 | 0 |
カリウム | 490 | 430 | 280 | 300 |
食物繊維 | 5.3 | 0 | 0 | 0 |
アナゴ(穴子)に”かなり多く”含まれている栄養素
ビタミンA
アナゴ(穴子)に”多く”含まれている栄養素
ビタミンE
アナゴ(穴子)に”ある程度”含まれている栄養素
たんぱく質、カリウム
アナゴ(穴子)に”多少”含まれている栄養素
カルシウム、鉄分、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12
アナゴ(穴子)の効能・効果と評価レビュー
アナゴ(穴子)とうなぎ・・にていますがその優劣は・・
うなぎ>アナゴ(穴子) となっているのが現実でしょう。
たとえば、土用の日などではうなぎがよく売られていますが、うなぎは最近高くなっているのでうなぎが買えない人のためにうなぎより安いアナゴ(穴子)が置かれているところが少なくありません。
さっぱりとした穴子もなかなか美味しい
管理人はうなぎも好きですけど、時々アナゴ(穴子)が食べたくなるときがあります。
おすし屋さんではうなぎよりアナゴ(穴子)の方がさっぱりしていて食べやすいですし、またアナゴ(穴子)の白焼きははずせません。
アナゴ(穴子)の栄養素で最も多いのがビタミンAで、細胞膜の反故だったり皮膚の粘膜強化、乾燥防止といった効果があります。
しかし、ビタミンAでもアナゴ(穴子)のような動物性のビタミンAはレチノールと呼ばれるもので、植物性のβ-カロテンとは違って過剰摂取になりやすいので注意が必要です。
特にビタミンAという栄養素は動物性のものはかなり多く含んでいる場合があるので献立の作り方は少し工夫をするといいかもしれません。
ビタミンAの含有量
1日の摂取目安は2,700となっています。
アナゴ(穴子)のビタミンA含有量は890、うなぎは1,500となっていて、うなぎの方が多く含んではいますが、これは少し多いので食べすぎは要注意です。
アナゴ(穴子)とうなぎを比較してアナゴ(穴子)が勝っている部分
鉄分、ビタミンB6、ビタミンB12はアナゴ(穴子)の方がうなぎよりも栄養素が少し多くなっています。
栄養素は多く、カロリー、脂質、コレステロールはうなぎの2/3くらいなので健康を気にする人はうなぎよりもアナゴ(穴子)がおすすめです。
アナゴ(穴子)がうなぎに劣っている部分
ビタミンAが劣っているように見えますが、アナゴ(穴子)の含有量がちょうどいいかと思います。うなぎは少し多いのでこれは過剰摂取の方を注意しないといけません。
ビタミンB1はエネルギー変換と関わりがあるので、最近元気がないなと感じる場合はアナゴ(穴子)よりもうなぎを食べるといいでしょう。
最近元気がない、これからがんばるから少しパワーがほしい人におすすめです。
ビタミンB1の違いはかなりはっきりしていて、アナゴ(穴子)のビタミンB1の含有量はほとんどないのに対して、うなぎはかなり多く含んでおり、すべての食べ物で8位となっています。
終わりに
さっぱりしたものが食べたい健康志向⇒アナゴ(穴子)
パワーがほしい、最近元気がない⇒うなぎ
と、こんな感じで食べ分けるのもいいでしょう。