白菜
ハクサイ(白菜、学名Brassica rapa var. pekinensis)はアブラナ科アブラナ属の二年生植物。日本では冬の野菜として好まれ、多く栽培・利用されている。 結球する印象が強いが、結球しない品種も多い。中国語では「大白菜」と「小白菜」に分かれ、チンゲンサイやシロナなども含まれるが、日本でいうハクサイは前者の一部に限られる。英語の“Chinese cabbage”も広く中国野菜を意味し、日本でいうハクサイは、"Napa cabbage"・"Nappa cabbage"(napaやnappaは日本語の菜っ葉が語源)に相当する。
wikipediaより
白菜の各栄養素
項目 | 食品上位 | 野菜上位 | 生 | ゆで |
カロリー | 308 | 50 | 14 | 13 |
炭水化物 | 37.1 | 10 | 3.2 | 2.9 |
脂質 | 24.8 | 1 | 0.1 | 0.1 |
たんぱく質 | 23 | 5 | 0.8 | 0.9 |
コレステロール | 230 | 0 | 0 | 0 |
カルシウム | 150 | 100 | 43 | 43 |
鉄分 | 3.3 | 1.5 | 0.3 | 0.3 |
ビタミンA | 330 | 200 | 8 | 11 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.1 | 0.03 | 0.01 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.1 | 0.03 | 0.01 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.15 | 0.09 | 0.04 |
ビタミンB12 | 11.4 | 0 | 0 | |
ビタミンC | 47 | 40 | 19 | 10 |
ビタミンD | 11 | 0 | 0 | |
ビタミンE | 3.6 | 2 | 0.2 | 0.1 |
ビタミンK | 160 | 160 | 59 | 87 |
カリウム | 490 | 400 | 220 | 100 |
食物繊維 | 5.3 | 5 | 1.3 | 1.4 |
栄養素
白菜に「多く」含まれている栄養素
白菜に「ある程度」含まれている栄養素
カルシウム、ビタミンK、カリウム
白菜に「多少」含まれている栄養素
ビタミンC
白菜の効能・効果と評価レビュー
白菜は料理で頻繁に使う食材ですよね?
特に冬場は白菜が主役の季節ですが、そんなよく登場する白菜に栄養があるとうれしいのですが実際どうなのでしょうか?
よく食べるからこそ気になるところではないでしょうか?
上記表を見ると、カルシウムとビタミンKがある程度含まれているくらいで、ビタミンCは多少含まれている程度となっています。
カルシウム、ビタミンKの含有量はある程度あるので、骨粗しょう症防止を期待することができるほか、動脈硬化防止も期待することができるでしょう。
また、ビタミンCは含有量はそれほど多くはありませんが、白菜は他の野菜と違ってたくさん食べることが可能です。そうすると含有量は少ないものの含有量が多い野菜と同じかそれ以上摂取することが可能です。
おまけに白菜はほとんど水分なのでカロリーが極めて低い食べ物でもあることから、食べ過ぎて体に悪影響を及ぼすこともないでしょう。
また、白菜はがんの予防にもいいと最近の研究では発表されています。
ただ、注意点としてはビタミンCは水溶性ビタミンなので熱に弱く水に溶けやすい性質をもっているので、鍋などで白菜を煮込みすぎるとビタミンCの効能・効果は半減してしまうことになります。
上記表ですと、生の場合ビタミンCは19あるのに対して、ゆでてしまうとビタミンCは10になっているのがわかるかと思います。
白菜はカリウムをたくさん含んでいるというのをよく見ますが、上記表を見るとそれほど多くは含んでいないものの、カリウムをある程度含んでいるというくらいです。
カリウムはナトリウムの上昇を抑えて、血圧を低下させる作用があるのが主な効能・効果です。
白菜の料理
白菜といえばいろいろな料理方法があり、好きな料理は数え切れないくらいありますが、中でも白菜の漬物は大好きです。
また、白菜といえば白菜のキムチを思い浮かべる人もいらっしゃるでしょう。
朝鮮半島で白菜のキムチが生まれたのは実は日本の伊藤博文が朝鮮半島に白菜を持ち込んだのがきっかけでそれが影響して一気に朝鮮半島で白菜のキムチが生まれたといわれています。