ごぼう
ゴボウ(牛蒡または牛旁、悪実、英: Burdock、学名: Arctium lappa L. )は、キク科の多年草。ユーラシア大陸原産。大阪弁では「ごんぼ」と呼ぶ。
日本で自生はしていないが、縄文時代の遺跡からは植物遺存体として確認されており、縄文時代か平安時代に日本に伝わったともいわれるwikipediaより
ごぼうの各栄養素
項目 | 食品上位 | 野菜上位 | ごぼう |
カロリー | 308 | 50 | 58 |
炭水化物 | 37.1 | 10 | 13.7 |
脂質 | 24.8 | 1 | 0.2 |
たんぱく質 | 23 | 5 | 1.5 |
コレステロール | 230 | 0 | 0 |
カルシウム | 150 | 100 | 48 |
鉄分 | 3.3 | 1.5 | 0.7 |
ビタミンA | 330 | 200 | 0 |
ビタミンB1 | 0.31 | 0.1 | 0.03 |
ビタミンB2 | 0.4 | 0.1 | 0.02 |
ビタミンB6 | 0.46 | 0.15 | 0.09 |
ビタミンB12 | 11.4 | 0 | |
ビタミンC | 47 | 40 | 1 |
ビタミンD | 11 | 0 | |
ビタミンE | 3.6 | 2 | 0.6 |
ビタミンK | 160 | 160 | 0 |
カリウム | 490 | 400 | 210 |
食物繊維 | 5.3 | 5 | 6.1 |
ごぼうに”多く”含まれている栄養素
食物繊維
ごぼうに”ある程度”含まれている栄養素
カルシウム、カリウム
ごぼうの効能・効果と評価レビュー
「ごぼうといえば食物繊維」、「食物繊維といえばごぼう」というくらいイメージがある方も多いかもしれませんが、上記表を見てもごぼうには食物繊維が多く含まれているのが分かります。
野菜別での食物繊維のランキングではごぼうは7位の実力をもっていて、頻繁に料理をする野菜で考えると食物繊維の多い野菜はごぼうが1位と思ってもいいでしょう。
そんな食物繊維がたっぷりつまったごぼうですが、ところで食物繊維にはどのような効能・効果があるのか?気になる方もいらっしゃるでしょう。
実は食物繊維には様々な効能・効果があるので詳しい解説は食物繊維のページに譲りますが、効能・効果を簡単にかきますと・・
大腸関係に影響を与え、主なものとしては
・排便効果
・便秘予防
排便効果についてはただ排便をするだけでなく、食物繊維の摂取が多いとダイオキシンなどの有害物質を”吸着”して一緒に外に排出する役割をしてくれます。食物繊維は大腸にいい働きをイメージしている人も多いと思いますが、実際大腸関係にいい働きをします。
しかし、ごぼう・・特に食物繊維の実力は実はこれだけではありません。
食物繊維のあまり知られていない実力
・急激な血糖値上昇の抑制
・コレステロール抑制
・肥満防止(食物繊維を多く摂取している人はBMIの数値が低く出ることが分かっています。)
ごぼうの料理といえばきんぴらごぼうでしょうか。
ひじきの煮物、切り干し大根、きんぴらごぼうは時々食べたくなる3品ですが、きんぴらごぼうにはごぼうの他ににんじん、ごまといったものを使う家庭も多いでしょう。
にんじんにはβ-カロテンを多く含んだ緑黄色野菜でありますし、ゴマは体にいいのできんぴらごぼうは健康の見本の料理といってもいいでしょう。
もっともっと健康になりたいからときんぴらごぼうをたくさん食べるのではなく、週1回程度適量を副菜として「定期的」に食べるようにするのがいいでしょう。
食物繊維の多い野菜としては、にんにく、おくら、枝豆、菜の花、にら、ふきのとう、かぼちゃなどには特に多く含まれていますので、こういった野菜も参考にしつつバランスのよい食事をしましょう。