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有酸素運動をもっと知ろう
以前、有酸素運動のことでウォーキングについて取り上げました。
ダイエットをはじめようとするとき、ジョギングよりウォーキング、そしてこれから長くダイエットを続けていく場合をそう手すると、まずは気軽にできる歩くことをすすめました。
歩くことが習慣化できたら次はウォーキングを意識した有酸素運動をするといいでしょう。歩くこととウォーキングの差は”有酸素運動”をするかどうかの違いです。実際はただ歩くだけではそれほどダイエットの効果は見込めません。これは普段通学・通勤を経験しているとなんとなくわかるかもしれません。
ただ、通学・通勤で有酸素運動を意識して歩いていなくても、20分以上歩いていると脂肪が分解されていくのではないかと思います。もちろんゆっくり歩いているようではほとんど効果がないでしょうが。
有酸素運動と無酸素運動
有酸素運動って何?と思う人のために・・
1.歩く(ゆっくり)
↓
2.歩く(標準)
↓
3.歩く(少し速い)=ウォーキング=このあたりから有酸素運動になってきます。
↓
4.歩く(かなり速い)
↓
5.ジョギング(遅い)
↓
6.ジョギング(標準)
↓
7.ジョギング(速い)
↓
8.ジョギング(速い)=ここは無酸素運動
↓
9.全力疾走
といった感じになります。
有酸素運動でもよりエネルギーを消費するものはもちろんダイエットの効果は高くなっていきますが、無酸素運動になるとダイエットの効果は有酸素運動と比べると落ちることになります。
有酸素運動は脂肪を分解するに対して無酸素運動は糖を分解するからです。
有酸素運動は呼吸によって酸素を吸い込み、それをもとに脂肪を分解するといった仕組みになっています。
全力疾走のような無酸素運動は疲れるのもさることながらダイエット効果もそれほど見込めません。一方、有酸素運動は酸素を取り込んだ運動なのです。ここが有酸素運動と無酸素運動の大きな違いです。
有酸素運動がいい理由
酸素を取り込んで脂肪を分解するかどうかが本当のダイエットなのです。単に水分が抜けた体重減少ではないということです。脂肪を分解せず見た目だけの体重減少だからすぐに体重が元に戻ったりします。
こうして有酸素運動のことを書くと、少し有酸素運動してみようかな?と思い始めてきましたか?
それではさらに有酸素運動がしたくなる情報を書いてみたいと思います。
有酸素運動の効果
有酸素運動の効果は何もダイエット効果があるだけではありません。
実際どのような効果があるのか知っておくといいでしょう。
信用できるデータがいいと思いますので、厚生労働省が記載している文面を書いておきます。
有酸素性運動は脂肪を燃料とするので、血中のLDLコレステロール・中性脂肪や体脂肪の減少が期待出来ますから、冠動脈疾患や高血圧などに効果があります。また運動そのものの効果として心肺機能の改善や骨粗鬆症の予防などが期待出来ます。
引用:厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト
ダイエットがしたい人はウォーキングなどの有酸素運動をするのが長く続けていく上でもっともおすすめのダイエットの運動といえます。
また、中高年の方で健康を維持したい人にはこのウォーキングの有酸素運動がもっともおすすめだといえます。ジョギング等は走るペースによっては無酸素運動になってしまいますし、着地などで体への負担が大きなためです。
健康面の効果
脂肪関係、血圧関係そして心肺機能など人間が生きていく上でもっとも大事な部分が強くなることが期待できるのはうれしい効果だと思いませんか?
健康でいるうちは実感はないですが、一度不健康になってしまうといかに健康だった頃の自分を取り戻すのは容易ではありません。
また、年齢を重ねていくうちに様々な機能が低下していくのはやむをえないことですが、それを放っておくのと、今のうちからしっかりと強くしていく・改善していくのとでは大きな違いとなって現れてくるでしょう。
ダイエット効果をもっと得たい人のダイエット方法
有酸素運動といったらウォーキングをすすめていましたが、よりダイエット効果を実感したい人・もっと体重を減らしたい人は有酸素運動でももう少しきつめのジョギングをおすすめします。きついぶんカロリーの消費も高いのでダイエット効果は期待できます。
大事なことは長く続けていくことですので、1週間だけジョギングをしても何の意味もありません。長く続けることができないのなら1ヶ月、2ヶ月~とウォーキングをずっと続けていくのがいいでしょう。
ジョギングはきついですが、長く続けることができる人はよりダイエット効果が期待できるダイエット方法だといえます。
ウォーキングのレベルを変えることで・・
ウォーキングであってもカロリーの消費をもう少しあげようと思えばあげることもできます。それはもう少し速く歩くことです。
カロリー消費=メッツ数×時間×体重×1.05という式でした。
ですので、歩く速度をあげることでメッツ数が上がることになるので、その分カロリーの消費をあげることができます。